おはぎとぼたもちの違いは?他にも呼び方があるの?

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「おはぎ」と「ぼたもち」の違いはなんでしょう。「おはぎ」は粒餡で「ぼたもち」がこし餡?また他にも呼び方があるのか調べてみました。

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「おはぎ」と「ぼたもち」の違い

お彼岸に皆で食べた「おはぎ」や「ぼたもち」。私も祖母によく作ってもらいました。祖母の地域では「ぼたもち」と呼んでました。祖母の作るぼたもちはどっしりと重く大きかったのを覚えています。田舎から帰るときも、お土産に持たせてもらいました。

当時、小学生だった私は朝食代わりに祖母のぼたもちを食べて学校へ向かったのも、今となっては懐かしい思い出です。

大人になってから「ぼたもち」が「おはぎ」と呼ばれていることを知りました。それで私は「ぼたもち」は祖母の地域の方言なのかと思っていました。

そこで調べてみたところ漢字で書くと「牡丹餅」「お萩」。ぼたもちは牡丹の季節、春のお彼岸に食べます。あずきの粒が牡丹に似ているからなんですね。そしておはぎは萩の季節、秋のお彼岸に食べます。萩があずきに似ているからだそうです。

「おはぎ」と「ぼたもち」の背景

「暑さも寒さも彼岸まで」と言われるよう農作業が始まる春の彼岸には収穫を願い、秋の彼岸には収穫を感謝しておはぎを作ったと言われています。

仏教的観点から言うとおはぎを先祖に捧げることで先祖を慰め、自分自身も功徳を積むという意味があるそうです。そのため、本来おはぎは自分たちが食べるものではなかったようです。

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また、小豆の赤は災難に合わないということから、邪気を払う食べ物と信じられていました。江戸時代には四十九日の忌明けにおはぎを食べていたそうです。

「おはぎ」や「ぼたもち」以外の呼び名は?

「おはぎ」や「ぼたもち」以外にも呼び名がたくさんあるので紹介します。

赤福餅(あかふくもち:伊勢名物のあんころ餅)
小豆餅(あずきもち:静岡県浜松市中区の町名、徳川家康が三方ヶ原の戦いで武田信玄の軍に敗れた際、敗走の途中でこの近辺の茶屋で小豆餅を食べたとする伝説に由来する)
餡餅(あんびん:山梨の郷土料理)
姥餅(うばがもち:滋賀県草津の名物 乳母が餅⇒うばがもち、あんころ餅の一種)
やわやわ(女房言葉)
夜船(よふね:普通の餅と違い餅をついた音がしないことから⇒「搗き知らず」→「着き知らず」でまるで夜の船のようだという言葉遊び)
北窓(きたまど:夜船と同様に「搗き知らず」⇒「月知らず」という言葉遊び)
自在餅(じざいもち:あんころ餅の大きなもの)
萩の餅(はぎのもち:小豆を粒のまま散らし、萩の花の咲きみだれる様子から)
隣知らず(となりしらず:搗く音がしないので隣も知らない)
 

たくさんの呼び方がありますが、季節によって呼び方が違うので紹介します。

春:牡丹餅
夏:夜船
秋:御萩
冬:北窓

このように、春と秋だけでなく四季の呼び方があるんですね。

きな粉とごま

それでは、いつから餡ではなくきな粉とごまを使うようになったのでしょう。

1271年(文永8年)9月12日、日蓮が鎌倉の龍ノ口の刑場で首を切られることになりました。急を聞いた尼が最後のご供養になにかと考えたが餡を作る時間がなく、きな粉とごまをまぶした牡丹餅を日蓮に献上したのが始まりと言われています。

まとめ

「おはぎ」や「ぼたもち」は同じ物であっても、季節によって違う呼び方になるのですね。作り方の違いや地方の呼び名ではなかったようです。

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