セスキ・重曹・粉せっけん・過炭酸ナトリウム・クエン酸。使い方の違い

セスキ、重曹、粉せっけん、過炭酸ナトリウム、クエン酸など、何に使ったらいいのかわからないナチュラル洗浄剤もあります。どんなところに使うと効果的か、洗剤の特徴などを知って家中をキレイにしましょう。

セスキ、重曹、粉せっけん、過炭酸ナトリウム、クエン酸の特徴

ナチュラル洗浄剤はどこに使うと効果的かと特徴について簡単にまとめます。

  • ●セスキ炭酸ソーダ

水に溶けやすく洗浄力があるのが特徴です。とくに油汚れや、たんぱく質汚れに強いです。台所の油汚れや、汗や皮脂、血液の汚れに向いています。

  • ●重曹

ナチュラルクリーニングとしては古くから知られています。洗浄力はやや弱く、頑固な油汚れよりも、鍋のこげ落としに向いています。入浴剤としても使用することができます。

  • ●粉せっけん

洗浄力が高く、頑固な油汚れやたんぱく質汚れを落とすのに向いています。30度前後のお湯に溶かすと洗濯にも使えます。

ちなみに「粉せっけん」は「粉末合成洗剤」とは別物です。

粉末合成洗剤

 

粉せっけん

簡単に言うと粉せっけんは動植物の油脂をアルカリで煮て作られます。一方、粉末合成洗剤は石油を加工したものです。

  • ●過炭酸ナトリウム

漂白剤、除菌財、消臭剤として使われています。食器や食器洗い機本体の洗浄や発砲させて洗濯層や排水管のパイプ掃除にも向いています。必ずゴム手袋を使いましょう。

  • ●クエン酸

酸性の洗浄剤で、水アカや尿石を落とします。たばこやトイレの臭い消しにも向いています。アルカリ性の洗浄剤を中和するので、洗濯の仕上げ剤としても使えます。

 

それでは、各ナチュラル洗浄剤についてさらに詳しくまとめます。

セスキ炭酸ソーダ

毎日使うキッチンは汚れやすいものです。セスキ炭酸ソーダ水をスプレーボトルに入れておき、いつでも使えるようにしておくと汚れがたまりません。

キッチンを使い終わったら、セスキ水をスプレーしてぬれたふきんでふいておけば、いつでもキレイなキッチンを保てます。

とはいえ、忙しくて汚れがたまってしまったときはセスキ水をスプレーした後20~30分たってからぬれたふきんでふきとるとキレイに落ちます。

それでも落ちない場合は、熱めのお湯でしぼった雑巾でふいたあとにセスキをスプレーするとすっきり落ちます。セスキは温度や湿度で性質が変わることはありません。そのため熱いお湯に溶かして使うこともできます。

重曹

重曹は「炭酸水素ナトリウム」のことで、ごく弱いアルカリ性です。種類は食品用、掃除用、薬用があります。ふくらし粉として使うほか、最近では口臭予防や虫歯予防にも使われています。

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粒子は細かいですが、セスキ炭酸ソーダと比べると水に溶けにくい性質のため、逆にそこを利用してクレンザー(研磨剤)として使えます。鍋のこげつきには重曹を使うといいでしょう。

また、酸性の臭いを取る作用もあるので、冷蔵庫、生ゴミ、下駄箱、排水口のにおい取りに向いています。1カップほどの重曹を臭いの気になるところに置いておきます。臭いを吸収した重曹は1~2ヶ月で取り替えます。

臭い取りに使った重曹は固まってしまうので、崩して排水口の汚れ取りに使います。

粉せっけん

粉石けんは400年もの歴史がある古くから使われている科学物質です。おもな成分は脂肪酸ナトリウムで界面活性作用があります。

界面活性作用とは、分離してしまう水と油を、乳化させて安定させることです。そのため汚れの再付着を防ぎ、長年ため込んだガンコな汚れでも効果的に落とすことができます。

ガスコンロの汚れ

  1. 大きなたらい、あるいは厚手のゴミ袋に粉せっけん大さじ4を入れて、30度位のお湯を3~4リットル注ぎます。
  2. スプーンなどでかきまぜて溶かし、五徳、バーナーキャップを入れて1~2時間つけおきします。
  3. 汚れが浮いてきたら、粉せっけんを適量つけながら、こすっていきます。
  4. 汚れが落ちたら、水洗いします。

 
レンジフードフィルターも同じように洗うことができます。

過炭酸ナトリウム

過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤として販売されていることが多いです。漂白だけでなく、発砲力を生かして洗濯層や配水管の掃除に有効です。セスキ炭酸ソーダで落ちないシミや汚れには、過炭酸ナトリウムでつけおきしてから洗えば白さを取り戻します。

特に赤ワイン、しょうゆ、ソースのシミに効果があります。シミができた部分を40度前後のお湯でぬらし、過炭酸ナトリウムをふりかけます。その後、2~3時間放置して、洗濯機に入れて通常の洗濯をします。

注意が必要なのは、媒染剤(媒染の際、繊維に染料を固着させる役をする物質)として鉄や銅を使った草木染めの布には使えないということです。

水に濡れると過炭酸が反応してしまい、洗浄力が弱まってしまうので保管の歳には濡れないように気をつけます。

クエン酸

クエンとはは中国のみかんの一種で、この名前がつきました。酸という名前からわかるようにかんきつ類や梅干しに含まれる成分です。

水まわりの白い水アカや電気ポットのカルシウム除去、トイレのアンモニア臭対策に向いています。セスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性の洗剤で洗濯したものをふんわりさせることができます。

使用量はすすぎの前に小さじ3分の1位のクエン酸を洗濯機に入れます。しばらく着用しない衣類の黄ばみ防止にもなります。

その他にも、せっけんシャンプーの後で髪の毛をさらさらにする効果があります。

クエン酸と重曹を混ぜて入浴剤をつくることもできます。お風呂に入れると炭酸ガスが発生して血行がよくなり、疲労回復に効果があります。

【クエン酸と重曹の入浴剤作り方】
材料:重曹大さじ2、クエン酸大さじ1、片栗粉大さじ1、水を少々。
作り方:

  1. 全部の粉末を混ぜて水を一滴ずつ加えてなじませます。
  2. 全体が湿ったら型に入れて半日から一日乾燥させます。
  3. 乾燥剤を入れた密閉容器で保存します。

 

クエン酸の使用に関する注意は、炭酸ナトリウムなので、大理石に使うとつやが消えたりくもったりすることです。また、アルミ製品も酸性や塩分に弱い性質なので、使わないようにします。

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まとめ

ナチュラル洗浄剤は使い方を覚えると色々応用ができます。環境によいことももちろんですが、何種類もの専用洗剤をそろえなくても掃除ができます。

名前を知らないだけで、もともと使っていた洗浄剤もあるかと思います。各洗浄剤の特徴を覚えておけば、家庭の汚れはほとんど解決できます。

慣れるまでは使いづらく感じることもあるかもしれません。しかし、慣れたら掃除が楽しくなることは間違いありません。気になっていた汚れが落ちれば気分もよいものです。最近は100円ショップなどで少量のものが手に入るので、試しに購入してみるのもおすすめです。

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