シャコバサボテンの栽培トラブル解消方法

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シャコバサボテンを育てているときにおこるトラブル解消方法です。

・花芽がつかない
・蕾(つぼみ)が落ちてしまう
・白い花の株にピンクの花が咲いた

以上、3項目について書いています。

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シャコバサボテンに花芽がつかない

シャコバサボテンの花芽ができる季節(花芽分化期)は関東で9月下旬から10月中旬ごろです。9月上旬~下旬にかけて花芽ができやすい植物の体に変えてあげなければなりません。また10月からは、できた花芽を蕾に育てていく時期です。したがって9月~10月は花を咲かせるために非常に大切な時期といえます。

シャコバサボテンは短日植物で、11~12月に咲く品種では日の長さが11時間以上にならないと花芽分化しないといわれています。また、花芽分化と蕾の発達には夜の温度が15℃が適温ですが10℃でも可能だといわれています。すなわち、シャコバサボテンの花芽分化には温度と日の長さがセットになってそろわなければなりません。その時期は秋に向かって気温が下がり、日が短くなっていく9月下旬から10月中旬になるのです。

またシャコバサボテンは1鉢(1株)に多くの枝分かれした葉状茎があります。それぞれの葉状茎の最先端の葉節が成熟していないと花芽分化に適した環境条件が与えられても花芽は形成されません。例えば、最先端の茎節から赤みを帯びた新しい葉状茎が出ていたり、まだ淡緑色で未成熟の葉状茎が育っているような茎節には花芽ができず花がつきません。

しばしば、見聞きする開花期に、花のつかない葉状茎が多い株はこのような理由によるものです。

それでは、どのようにすれば葉状茎のそれぞれの最先端の茎節をそろって成熟させることができるでしょうか。

最先端の茎節から新しい葉状茎が育ち、それが成熟するまでには約40日かかります。残暑が過ぎて育成適温期の9月上旬~中旬に水を十分与えて育てると新しい葉状茎が育ってきますが、それでは花芽期には間に合わず、未成熟の状態になります。

そこで成長を止めて新しい葉状茎の発生をストップさせるためには、水やりを一時止めて育成を抑えなければなりません。また、合わせて新しい葉状茎は摘み取ります。このようにして花芽ができる熟度のそろった茎節を多くします。

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新しい葉状茎

シャコバサボテンの蕾(つぼみ)が落ちてしまう

蕾がたくさんついている株を買ってきて部屋に飾ったのに、ポロポロと蕾が落ちてしまう。あるいは、庭では蕾がついていた株を部屋に移したら蕾が落ちてしまった、ということがあります。

原因は環境の変化によるものです。

生産温室から車に揺られて花市場へ、花市場から園芸店へ。園芸店から家庭へと環境が変わるからです。また、庭の株は庭から暖かい室内へと環境が変わるからです。現象として小さい蕾ほど落ちやすく、大きな蕾ほど落ちにくい傾向があります。

最近は生産者が落下防止のホルモン剤を散布して出荷するようになりました。家庭でも落下防止剤を散布すると落蕾を防げる可能性があります。室内への搬入は玄関や廊下など、外と環境の似た室内の低温のところへ入れ、順化させてから居間などに移すようにすると落蕾を最小限に食い止めることができます。

シャコバサボテン白い花の株にピンクの花が咲いた

白い花が好きでホワイトクリスマスを買ってきたのに、翌年に自分で咲かせてみたところピンクの花が咲いた、ということがあります。どうして花の色が変化するのでしょうか。あるいは、どうすれば白い花が咲くのでしょうか。

これはホワイトクリスマスに限らず、白い花のシャコバサボテンでよく見られる現象です。

例えば、スノーフレークは花の中心部がピンクを帯びる品種ですが、光量が少なくなるほどピンクが濃くなるようです。白い花がピンクに変わる原因は明らかではありませんが、一般に花芽分化後の生育温度が低いのが原因とされています。

つまり生産の場では夜の温度が最低を15℃前後で維持しているのに対し、自然環境では花芽分化後は冬に向かって気温が低下していきます。また一般家庭では11月上旬~中旬ごろから室内に搬入し、暖房も12月中旬ごろから使い始めるので花にとっては温度が低い時期が続きがちになります。

このような低温環境に置かれていても、他の品種は普通に咲くのですが、白い花の場合にのみ着色するようです。白い花を咲かせるためには花芽分化後の温度を高めに保つようにしましょう。

まとめ

大事に育てているつもりでも思うように育たないシャコバサボテン。コツをつかんで今年は綺麗に咲かせてください。

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